June 05, 2019

「哥斯拉2:怪兽之王」はIMAXもいいですって。

二度目はIMAX3Dにて。もちろん英語音声中文字幕です。日本語版にまだ触れてないw。

いろんなこと言われてますが、そもそもゴジラ映画=子供向け前提なので、怒ることなんか何もないです。そもそもゴジラが出る以上全部OKなので、これはこれでしょう。

あの一家がお騒がせ…というのもあるけど、そもそも東宝ゴジラに出てくる人物は、みんな素っ頓狂な行動ばっかりしていたでしょうが。どいつもこいつも。だから、このくらいに目くじらたててはいかんのです。MCUとは違うんだから。

でもさ、次回はどうするのかは心配。KOFゴジラ120メートル、髑髏島のコングは30メートルだもの。それぞれが子分を従え、ゴジラ会とコング組が世界規模で覇権を巡り抗争、勝ったほうが人類の敵、というお話になるのかw。

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「阿拉丁」=「Aladdin」=「アラジン」のそのまんま“実写化”と女性の描き方。ん? 実写ってなんだろ?

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3D英語音声、中文字幕で。中国公開は5月24日でした。

アニメの資産を実写化するプロジェクトは、ここまでやりますか、と異常なまでの執拗さで取り組むディズニー様である。

既存アニメに寄せ始めたのはティム・バートンのアリスあたりからか。変化球「マレフィセント」はともかく、「シンデレラ」「ジャングル・ブック」「美女と野獣」「ダンボ」と来てこれだ。
ミュージカルシーンも含め、もうそのまんまオリジナルをトレースする潔さである。筋立てになんの意外性がないから、ハラハラドキドキしないのよね。いやもうほんとに。もう少し映画版ならではのアレンジがあってもいいだろうて。


ただ、アニメが92年で、ここから時代的にどうしても修正しなくてはいけないのは、ヒロインの立ち位置、バランス。ジャスミンは王様であるパパの取り決めに従うお姫さまだけど「自我があり自主性のある」人物となっており、それを描くためにソロパートの楽曲まである。「アラジン君の相手役」ではなく、対等の関係ね。
ああ、ここまで配慮しなくてはいけない時代なのかw。もう白馬の王子様のキスで目覚める、なんてラストは絶対出てこないよな。

ジーニーはミュージカル版の好評を受けて、マッチョなゲイ(風)になっているのが大笑い。これをウィル・スミスがクネクネやるんだもの。加えて、アラジン君もクネクネ踊るやさ男なので、この二人がからむと、イチャイチャしてるブロマンスを想起させるね。ジーニーはやはりロビン・ウィリアムスが構築した極上のキャラクターなので、これを超えたりするのはそう簡単ではなかろう。

アラジン君(名前は覚えられない)はなよっとした美青年のため、これまた恋愛要素が薄く、どうしても「みんな友達」に見えてしまう、ということはある。

実はそんなに興味を持っていなかったこともあり、監督がガイ・リッチーだということを、観るまで知らなかった。ガイ・リッチーだよ!? おまえ、なにやってんだよw。“らしさ”はあまりなかったのだが、アクションシークエンスでスローにしたりするところが「お察しください」なんだとしたら、少々かっちょ悪いです。

次の実写は8月の「ライオン・キング」ですと。忙しいね。こちらは人間が出ないでしょうから、フォトリアルな3Dアニメ映画、なんでしょうな。実写じゃないじゃん。あ、ジョン・ファブローだ。

来年の「ムーラン」はリウ・イーフェイに加え、ドニー・イェンやジェット・リー、コン・リーなど腰が抜けそうな豪華キャストなので、これは大ヒットしますよ。中国のみならず、全世界の漢民族が観る。

こうして当たっていくと、10年後にはアナ雪の実写もあるでしょうね。

ああ、忙しいね。

May 31, 2019

「哥斯拉2:怪兽之王」=「 Godzilla: King of the Monsters」=「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」…これが見たかったんでしょ?

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そりゃかけつけますよ。

31日に日米中同時公開なんですが、うちの近所は日付が変わった午前0時の上映回があってさ。4K DOLBYATMOS 3D 英語音声、中文字幕でいってきた。

世界観の作り方、ド迫力CG、サウンド、中でも音楽(オリジナルテーマやお経をフィーチャー)の対日リスペクトがすごいや。レジェンダリー的には、ピカチュウ同様の「愛」の込め方だ。ある意味過剰な接待受けてるむずがゆさがあるんですがw。日本人としては、嬉しい、でいいんじゃないすかね。...
シナリオ以外は素晴らしいです。古代生物ねー。平成ガメラは素晴らしかったなぁ。

2014年の前作とはうってかわった「これが見たかったんでしょ!?」な詰め込み方で、逆にそこが弱点にもなってしまった。その最たるは特務機関「モナーク」の設定で、これがまぁなんというか、ずさんな組織なんだよな。今回もかなりヤバいです。そもそもこいつらが……(ネタバレ)。

一枚一枚のカードは強いのに、手元に全部そろっても役にならず、なかなか上がれない…みたいな感じか。核の扱いも相変わらずひどい。

今回の予習で、54年版、84年版、2014年版と見返してみた。84年版の「シン・ゴジラ」との相似に驚きつつ、この19年版は新たな流れを作っていくのだろう、と少し不安に。いやいや、嫌いなゴジラ映画なんて1本もないよ。あの「ファイナルウォーズ」だって、今にして見りゃ、何もかも皆懐かしい。
観ていて連想しちゃったのは同じレジェンダリーの「パシフィック・リム」。それも「アップライジング」の方だけど。

週末にIMAXで再戦予定。

May 17, 2019

「一条狗的使命2」=「A Dog's Journey」=「僕のワンダフル・ジャーニー」の輪廻転生の呪い。

「一条狗的使命2」A Dog's Journey。邦題は「僕のワンダフル・ジャーニー」というらしい。
「僕のワンダフル・ライフ」の続編で、デニス・クエイド扮する農夫(チェックシャツがあまりによく似あう)と愛犬の奇跡の話だ。犬目線の輪廻転生、という斬新さはあったけれど、さすがに続編でも同じことが続くと、ちょっとホラーですね。リーインカネーション。
今回は農夫の孫娘に犬が寄り添う話だ。冒頭で愛犬に向かって「孫を守ってくれ」とデニスが言ったことで、ワンちゃんは四代にわたる呪いがかかってしまうのだ。まぁ、犬の芝居には泣かされます。これはしょうがないなぁ。


中国資本が入っており、劇中登場する男子のウェイトがかなりあるのだが、ここまで重要にするとは思わなかった。
米中関係の現状を踏まえると、デニスは彼を絶対受け入れないんじゃないか、なんて別のことを考えたりしてしまった。

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April 24, 2019

「复仇者联盟4:终局之战」=Avengers: Endgame=「アベンジャーズ エンドゲーム」はなんだかんだですごいや。

24日中国先行公開。お先に観ました。
「复仇者联盟4:终局之战」Avengers: Endgame

「集大成」には二つの意味があり、
1)複数のものを体系的に集めて、一つにとりまとめること。
2) 長年の努力・活動を結実させたもの。

この映画、両方とも備えていた。
真の集大成。こりゃ本物だ。

3時間どひゃーーーーーっです。

※過去問全部やっとかないと満点とれないけどな。

 

以下ネタバレ。

・前作ラスト、最悪の状況からあれ途中で「ぎゃーーーー!」があります。そんなことして大丈夫?? という映画の破壊。

・そこからの「解決法発見」に「もしかしてそれやる?」で時計を見てしまった。

・で、展開に於いて、「復習」が必要となるわけで。皆さん、2008年からやり直し。

・実は「アントマン&ワスプ」が重要な映画である、ということ。

・ラスト40分全員復活集合の高揚感に涙。

・日本人的には「うわ!」と思うシーンがあります。

・全部細かく拾えなかったので、割を食ったメンバーもいたね。特にワカンダ組とピーター少年。

・そしてラスト、エンドロールも含めて、10年間付き合ってきてよかった、という「俺たちの物語」。
文句なしの終わり方、だと思うよ。

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April 06, 2019

「雷霆沙赞!」=「シャザム!」=Shazam!はファミリー向けなれどよくできてます。

「シャザム!」はこちらでは北米と同時公開。ワーナー、DCはがっつりした契約があるみたいね。

IMAXは避け、4Kドルビーアトモスの3D英語音声中文字幕で。画面がクリアなのでこれでもよかったかも。

DCユニバースの7本目、ということだが、マーベル「デッドプール」ほどはしゃがず、ほどほどにバットマンやスーパーマンをイジるのが微笑ましい。

...

このヒーローの出自は日本ではほとんどなじみがなく、そもそもキャプテン・マーベルという名だったことさえ、誰も知らないわけで。あ、新旧日本とも上映してるw。そんな蘊蓄を語るよりは、単純明快なティーン(というかむしろファミリー)向けのアクションコメディで楽しめばよかろう。僕も実際そうでした。
体はスーパーヒーローなのに、中身が中学生、という主人公が、まぁいろいろあって成長していく健全な映画でもある。一見するといろいろ詰め込みすぎかな、と心配したが、実際これだけの中身をさばけたのは素晴らしいな。
キャストを地味にしたことで、予算の大半をVFXに投入しているせいか、まぁとにかく画面が豪華で濃密。見どころは満載なのは「アクアマン」同様である。
監督は「ライト/オフ」や「アナベル2」のサンドバーグ。ジェームズ・ワン同様の流れなのか、ホラーから出てきた連中が一発大当たりするってのがアメコミバブルのいいところだよね。

様々な効果を考えると、3D向きではある。

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March 12, 2019

「惊奇队长」= Captain Marvel(キャプテン・マーベル)は戸惑う。

IMAX3D で「惊奇队长」= Captain Marvel(キャプテン・マーベル)。
そのまま訳してるので「驚き隊長」っていう意味になってるw。
中国では3月8日の公開。全米と同じタイミングってことは、時差の分早いです。8日の0時5分(深夜)上映回もあったくらいだから、ある意味気合は入っているかと。

IWのラストで暗示された主人公の、登場までの物語。だから、MCU的に言うと、「アイアンマン」や「ソー」や「キャプテンアメリカ」のような1作目扱いだ。「ブラックパンサー」や「ホームカミング」のように、他の映画でちょい顔見世していたものではなく、ほぼほぼゼロスタート。ニック・フューリーが想像以上に軽い人物設定となっていて、笑いをとろうとするのだが、なんとこれが空振りになること多し。見せ場はネコちゃんにすべて持っていかれてる。

これは残念。
観客は「一刻も早くアベンジャーズの決着を!」と待ちこがれているのだから、なじみのない宇宙人の“過去をめぐる苦悩”を2時間、は苦行だったようだ。
とはいえ、がらっぱちなお姉ちゃんブリー・ラーソンの「めんどくせー、ぶっ殺してやる」はキュートで楽しく、彼女なら人類を救ってくれるかも、と思っちゃうね。覚醒後のクライマックスとか、最強すぎて敵側がお気の毒なくらいでした。あ、どうか。MCU的には打倒ワンダー・ウーマンだったわけね。

どちらにしろ最後のオマケで「はい、来月お会いしましょう」となるのだが、これがまぁひねりがまったくなくてさ。俺はこのシリーズに何を求めているのか、ちょっと自問したくなるような感じでした。
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February 24, 2019

「阿丽塔:战斗天使」=「アリータ: バトル・エンジェル」は遅刻した超大作。

日本もほぼ同時公開なんだけどIMAX 3D英語音声中文字幕で。

キャメロン×銃夢ってニュースが出たの20年くらい前ですよ。わたし、まだ出版社にいて、雑誌の編集してましたから。

で、ジム先生はそのあと「タイタニック」や「アバター」作ってたから、シンプルに後回しにされてたわけですよ。
で、「先輩、あれ、どうなってるんすか?」と聞いてきた後輩ボブ(!)に「あ、お前やんない?」と任せてあとはヨロシク。
ロドリゲス的にはビッグバジェットで一発当てたかったでしょう。だってこいつ、バカバカしいアクション映画ばっかり作ってるお子様だよ。人気者だけど。マリアッチで頭角あらわしたときは、時代の寵児だったけど、結局その後も「スパイキッズ」「シン・シティ」「マチェーテ」と中学生映画ばっかり作ってたから、飽きられてたじゃん。いやいや、全部見てますけどね。なんとなく憎めないし、マリアッチ2本や「パラサイト」「フロム・ダスク〜」あたりは好きですよ。

そんなロドリゲスが自身のワンアップのため(もあってでしょ)打ち放つホームラン狙いの一発は、1億7000万ドルという途方も無いバジェットで大きく振ったのであるが、あたりは内野安打程度にしか見えなかった。

この映画のウリはCGクリエイトのサイボーグアクションで、主人公も含めアニメーションだ。機械人間だから体がバラバラになっても基本は死なない、という表現はトゥーマッチなところもあってちょっと面白かったんだけど、全体には遅れてきたサイバーパンク映画だ。20年の間にいろんなビジュアルイメージが作られすぎちゃった。実写もアニメも漫画も。だから新鮮味が感じられません。むしろ馴染み深いルックだ。だから、どれだけモーキャプで芝居をリアルにしました…とか自慢されてもな。

やはり物語が小さすぎる。ついでに描く世界が狭すぎる。ついでに人物が手前でしか芝居していないし、動き始めるとだいたいCG。まぁそれが限界なんでしょうけど、だったらこんなにお金かけなくたってもな、ということだ。しかも想定内の尻切れとんぼ。

ギョロ目もちょっときつかったか。これとチュッチュしてる男の子が心配だ。

最悪はマハーシャラ・アリ、ジェニファー・コネリーの無駄遣いだ。ヴァルツはゼペット爺さん+ちょっとフェチっぽさがあって笑った。
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February 12, 2019

「流浪地球」 =「The Wandering Earth」は中国最大スケールのSF超大作(エメリッヒ味)。

「三体」の劉慈欣の短編を映画化した超超大作。2019年第1号のナンバリング。
IMAX3Dのど迫力。英文字幕はあれど、さすがに科学用語なのでヒアリングはほとんどできてないや。だから、細部までわかったかはちょっと怪しいです。

太陽が爆発して地球が冷え込み、もう終わりそうになったので、半球にリアクター付けて「移動させる」ことにした、つまり「流浪地球」というわけね。
こりゃゴラスだ。ゴラスは避けるだけだけど、こっちは太陽系を脱出する。で、途中で木星に引き込まれそうになって、滅亡を覚悟するんだけど、中国人を中心としたガテン系の人たちが頑張って……ん? どこかで聞いたり見たりしたような。

冷え込んだ地球の表面では生きられないので、人類は地下深くに都市を作ってるとか、地球の移動をナビゲートする巨大宇宙船が飛んでるとか、地表には数々の重機が活動してるとか…ビジュアル設定はアイデア満載である。たとえ既視のものだとしても、だ。
ゴラス以外にも、2001〜10年、ジュピター、アルマゲドン、エメリッヒ全般、ゼロ・グラビティあたりか。盛りだくさんでよいですな。

絶望的な状況から、起死回生の大作戦は、中国側がリーダーとなって、世界人類が協力する(しない人種もあるw)…このあたりのメッセージは明解だ。

旧正月元日に公開され、5日で20億元。350億円ですよ。35億元はいく、との予測もある。600億円ですよ。
中影、アリババなど出資もわんさか。儲かりましたな。ワンダは途中で下りてるらしいです。
メチャメチャ宣伝されてるから、もう国民映画ですわ。正月休み最後の日曜日で、けっこう入ってたよ。
ただ、CGチカチカしてるので、3Dはキツいぞ、オヤジには。

「三体」翻訳されないかなー。
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チャウ・シンチー「新喜剧之王」のプリミティブな泣き笑い。

チャウ・シンチー監督の「新喜剧之王」。
評判はマチマチだが興収は上々。はやくも5億元は超える勢いだ。お正月は「寅さん」みたいな感じの映画と思えばよかろう。

女優を夢見る“若くも美しくもない”主人公が、七転び八起きのど根性で突き進む泣き笑い。
新しいものが何もないとえばその通りなのだが、プリミティブな喜劇は人の琴線に触れる、という当たり前のことをやってくれてる。100分ほどでこれだけ詰まってれば文句はないです。

主演の鄂靖文は木南晴夏にちょと似てる。
彼女をめぐる3人の男たちの描き分けが面白かった。圧倒的コメディリリーフの王宝强の存在感が突出している。こいつ、格闘からサイコまで、なんでもやるな。

努力!奮闘! 何が悪いとよ、という話。

相変わらずへんな素人(のような人たち)がたくさん出てます。
※ビジュアルどれも好きなので貼っときます。
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j☆きいろいパーカーのおじさんはホームレスの人ではありません。

「密室逃生」=「Escape Room」…いわゆるリアル脱出ゲームそのまんま。。

米国では中ヒットしてる「リアル脱出ゲーム」もの。SAWみたいなのにCUBEみたいなのが混じって…いや、もう本当にそのまんまです。

こういうルールモノは、ツッコミポイントが満載なので、揚げ足をとってると、こちらの負けになる。できるだけ共感できる、少しヌケた感じの登場人物がいればいい。
今回は顔の知られていないキャストのおかげで、「誰がいいものか悪いものか」、序盤ではわからなくしてる(でもすぐわかる)。

カレン・ペイジこと、デボラ・アン・ウォールが顔見知りです。でも、ポスタービジュアルはけっこうなミスリードかもな。

それにしても、この手のものではいつも思うんですが、「どうしてわざわざそこまで準備する?」かです。
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「一条狗的回家路」=「A Dog's Way Home」は泣く気で行くと……

「僕のワンダフルライフ」と同じ作家の小説映画化。

まぁ、このポスタービジュアルだけで泣くでしょう。
泣くよね?

古くはラッシーでもベンジーでも、かしこい調教を見せられると、蛇口が壊れたかのように泣くのです。飼い主探して(生き残るため)旅する「南極物語」でも「ビンゴ!」でも泣くんだから、どうしようもないですよね。

本作は、犬の目線モノローグだから「奇跡の旅」に近い。あれも泣いた。劇場では隣の人に引かれるくらい泣いた。

で、今回もそのつもりで泣きに来た。

思ったほどではなかったけどね。
人間とのやりとりでは、調教犬が起用されているのに対し、動物だけのシーンになると、思いっきりリアルなCGになり、ここで余計な演出や表情が入ってしまうことが興ざめ。

ブライス“ジュラシック”ハワードや、アシュレー・ジャッド、エドワード・オルモス、ウェス・ステューディなど、枯れた感じの人間キャストがちょっときつい。

お話はファミリー向けのわんわんファンタジー。
ただ、傷痍軍人セラピー犬…ってところでは、ぐしょぐしょに泣きました。
はぁー。55歳のおっさんが一人で見るものではなかった。あはは。
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ピージャク「掠食城市」=「Mortal Engines」=「移動都市/モータル・エンジン」はさすがに知名度ゼロ。

「掠食城市」=Mortal Engines=「移動都市/モータル・エンジン」
IMAX3D中文字幕。日本では3月公開ですと。

 

ピータージャクソン製作。監督のクリスチャン・リバースはピージャクの元でストーリーボードを描いてきたアーティストなんですと。

 

荒廃した未来世界で、移動する要塞都市が他の都市を捕獲して飲み込んでいく…という設定の中、まぁいろいろ起きるってSFだが、原作の児童文学は未読。スチームパンクにマッドマックスで、まぁびっくりするくらいデジャブな世界観だ。

 

映画の雰囲気はアバンタイトルでだいたいつかめる。好きな人は好きなんでしょうが…やはり映像畑の人なのか、ビジュアル構築しただけ、という感は否めない。こういうのにドラマをのせてもらわないと、2時間はもたないです。
あくまで印象だけど、日本がアニメ1クールで作ったほうが、断然面白くなると思うよ。劇画っぽいキャラクターがふんだんに出てくるし。
ピージャクの後ろ盾があったとしても、1億ドルのバジェットを新人監督に預けるのは…ちょっと罪深いでしょう。責任取れないって。

 

パーフェクトワールド(完美世界)出資案件。映画の国籍はニュージーランドとアメリカになっとる。
中国での回収を期待されているようだが、公開直後のIMAX昼の回で、観客10人はきついだろう。ノンスタ―なのも厳しいね。派手なVFX大作なら呼べるだろう、というのはさすがにむりがありますね。

 

思わず「デススターかよ!」と叫ぶとこがあった。そんな貧相な発想でよいのか?…いいのか。

 

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January 23, 2019

「“大”人物」は韓国映画「ベテラン」のリメイクだった!

「“大”人物」=THE BIG SHOT。中国語音声、中国語字幕、英語字幕。
これ、なんとファン・ジョンミン主演の韓国映画「ベテラン」のリメイクである。

「ベテラン」は韓国巨大財閥のウルトラバカ息子と、熱血刑事たちの激闘を描くアクションで、脚本監督のリュ・スンワンは実際にあったネタを盛り込み胸のすく切り込みが抜群に面白かった。
で、これを上海に置き換えると……いくつかの修正が出てくる。例えば、高級車を売ったディーラーがその車を後から強奪するとおいう設定は、こっちでは無理w。また、メディアを利用して悪を批判…もできない。脚本上、こういった仕組みは修正せざるを得ないわね。

もちろん、大金持ちの凶悪な息子はちゃんと踏襲されていて、チョコプラのIKKOに似ている包贝尔(Bei'er Bao)が優しい顔を逆手に大暴れしてくれる。対する刑事は王千源(Qianyuan Wang)で、同じく芸人に例えればパンクブーブーのガンプラオタクのほうに似ており、これがまた体張りまくりの熱演であった。
アメコミ風なモンタージュや、濃密なカーチェイスなど、オリジナルをしのぐシーンも多々あって面白かったが、刑事部屋の同僚のエピソードは少し端折ってしまったようで、もったいなかった。

でもこういうリメイクはアリ。

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January 12, 2019

「蜘蛛侠:平行宇宙」=「スパイダーマン スパイダーバース」は換骨奪胎傑作アニメ。

「蜘蛛侠:平行宇宙」=Spider-Man: Into the Spider-Verse=「スパイダーマン スパイダーバース」。

中国では12月21日公開でした。
ソニー陣営の逆転満塁ホームラン的傑作。あっちに手渡した「ホームカミング」がなんだかんだで王道パターンになっていたのを、「ちきしょー、これならどうだ!」と破壊と再生に尽力した結果、ぶっ飛んだ仕上がりになっている。まぁご存知多元世界のスパイダーマン混載世界は、実写化したら間違いなくナンセンスになる奇異な設定だ。主人公少年の成長物語で一本筋を通しつつも、悶絶ボリュームのポップで豪華なアニメーションで描き出されていた。しかもけっこう意外な展開だし。
結果、「あぁ、この手があったか! これぞコミックの映像化だろう!」と感動しまくりでした。アメコミのコマ割りや書き文字効果音の使用は、これまでいろんな映画の中にネタとして使われていることはあったけど、本作は「なぜ誰も今までやらなかったのだろう」という衝撃的な使用方法でもあった。

クオリティの追及って果てしないわな。
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