January 10, 2019

「バンブルビー」=「大黄蜂」は80年代ポップカルチャーごっこ。

トランスフォーマー新作「バンブルビー」をIMAX3D、英語音声中文字幕で。
製作にスピルバーグやマイケル・ベイが入って、しっかりお金を持っていってる。

異形の訪問者が、悩める17歳JK(ヘイリー・スタインフェルド)と冒険して成長するお子様子供向けだ。シンプルで勧善懲悪、悩まずにハッピーにはなれる娯楽映画は、今どき貴重な存在かもしれない(悪者側の正論とかないし)。ちょっと偏屈な少女が冒険を経て大人になる…そういうお話は好きです、もちろん。
ロボの擬人化だと「ショート・サーキット」「アイアン・ジャイアント」が近いか。藤子不二雄の世界観もあるので、日本人はなじみやすいはず。テレビを見て知識吸収する設定とかはマンネリだがね。
予想通りにしか展開しない安心設計なので、ひたすら極上のCGワークを楽しむがよかろう。

おじさんのツボとしては、時代設定が1987年なので、流れる音楽がボンジョビやスティーブ・ウィンウッド、モリッシーやリック・アストレーってとこだ。楽曲がこれでもかとベッタベタのダッサダサで流れるのには、イントロだけで毎回吹き出しました。カセットテープネタはちょっと楽しかった。
また、映画などのポップカルチャーも満載…「ブレックファストクラブ」「物体X」アタリのPONGとかを使用してる。でもこれって、中国では全く通用しませんよ。知らないから。
テンセントも入っているから宣伝がすごいんだけど、実際に観に行ったら“よくわからない”んじゃなかろか。並べりゃいいってもんじゃないんで、少々作り手の自慰が強めだ。

もう一点大事なポイント。監督がストップアニメ「クボ」のトラヴィス・ナイト(ナイキ創業者の息子って出自がフォーカスされすぎw)だってことだ。CGアニメの実写合成なので、ライカの映画と比較してどうこうってことはないんですが、縦横無尽なバトルの絵作りは豪華だった、と思う。

あ、薄めのツボとしては、ビリングで主役ヘイリーちゃんの次はジョン・シナです。最近よく出てますな。

肝心のヘイリーちゃんは、堂々の主役でふるまっていますが、こういう映画ばっかり選んでると、シアーシャに差をつけられちゃうぞ。


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「クリードⅡ」=「奎迪:英雄再起」 ライアン・クーグラーは関係ないんじゃん。

「クリード2」は「炎の宿敵」というサブタイトルなのね。

ロッキーは架空の人物なのに、みんな彼が実在していると思ってるんじゃないか、くらいな人気者で。ロッキーの物語がスタローンのアメリカンドリームとも重なって夢が広がるからだ。長年ロッキーと共に年を重ねてきたものは、今度は若きクリードに次世代を重ねる。でも、これは映画なんだよね。

この映画を見るにはどうしても裏表がちらつく。めんどくさいところが気になって仕方がなかった。

まずは裏面。前作は新人ライアン・クーグラーが「俺の考えたロッキーの続き」にスタローンが心揺さぶられて支援した「あとは任せた」企画だ。これが大成功し、老齢ロッキーはボクサーとして引退しても、物語の中で生き続ける=次世代継承という発明がすばらしかった。脚本監督のクーグラーと、主演マイケルの才気が爆発して、燃える映画になった。それは確かだ。僕も大好きな1本となった。
そしてクーグラーは次作「ブラックパンサー」で世界最大級のヒットを飛ばし、ハリウッド第一線に躍り出た。まさに40年前、スタローンが「ロッキー」で高く評価されたアメリカンドリームのように。でもクーグラーはクリード続編には帰ってこなかった。脚本にも名を連ねていない。マーベルがいそがしかったんでしょうが、僕はひねくれてるのでこう邪推する。彼にとっての「ロッキー=クリード」はサクセスをつかむための踏み台企画だったんだ、と。一発あがったんだから、アドニスの次の話なんて俺がやらんでもいいだろ、と考えたんじゃないか、と。でも、せっかく当たった新キャラだ。続きを観たいお客さんもいるわけで、クリード次作はこうして動いたわけです。んで、結局「炎の宿敵」の製作脚本はスタローン御大となった。監督を若手(クーグラーの知人)に譲ったのは、また新たな才能にでてきてほしい、じじいの思いなんじゃなかろうか。
アドニスの物語がロッキーとさらなるシンクロをするために、ドラゴ親子を引っ張り出した結果、映画はクリード2であると同時に、ロッキー8(7?)となった。

表面はもっとよろしくない。最近の映画はリブートやら数十年ぶりの続編とか、いろんな形で「続き」が作られるが、僕には大半が「公式二次創作」のように思えるのね。最近の映画は、ですよ。
最たるものが「スターウォーズ」で7以降全部二次創作に見える。ルーカスとは関係のないところで「会社都合の続き」が展開してるからだ。もう次世代に譲りましょう、と腹をくくった方向性の正編(7,8)はまだしも、「ローグワン」「ソロ」は「もしもこうだったら…」という同人誌みたいな発想はどうだろう。それを公式に出てきてしまったのだから、腹落ちしづらい。「ローグワン」に限ってはEP4へのツボが多すぎのオヤジコンテンツなので好きですけど。
公式が提供する「続き」は受け入れざるを得ないんだけど、本当にそれが好きなのか、美味なのかは微妙だ。
脱線するけど、中学生の時に忽然と姿を現した「新巨人の星」という公式続編があった。投げられなくなって失踪した飛雄馬が戻ってくる話だ。球界を去ることが美学だった主人公が野球を捨てられなくて草野球の助っ人をやってる…という冒頭には涙したけど、「実は右で投げられる」というどでん返しには愕然としたわけですよ。なんだったんだよ、父ちゃん! 公式が出してくるから正しい…ということに疑念を持ったのもこのときだ。そんなに目を吊り上げなくても、と言われそうだが、「沖田艦長は死んでなかった」に興ざめしたのを忘れてない。「ジョーは真っ白に燃え尽きたけど、実は……」なんて話は読みたくない。続編やらゲーム化やら、こういうのをついついやってしまうのを何度も見てきた。で、ロッキーシリーズ(そう、クリードは組み込まれてるわけだ)は同じところにいる。
話は戻る。
クリードという新キャラを創造したことで、ロッキーは続きを語れることになったわけだ。今回はさらにドラゴの息子、というライバルも登場した。このあと、アドニスはクラバーの息子と戦ったり、サンダーリップの甥っ子とエキシビジョンをやったり、老齢ロッキーとエキシビジョンやって恥をかいたチャンプからまたまた挑まれたりするんだろ。その間にドラゴの息子と友情を育みパンツを交換したりするんだろ。途中でロッキーは死ぬんだろうし。どこにでも顔を出すサイモン・ペッグがちゃっかりイギリスから来た天才トレーナー役で出てきたりしてな。ついでにアドニスの娘はボクサー目指してミリオンダラー・ベイビーになるのだろう。
そういう風になるのだったら僕はやだなー、ということです。

「炎の宿敵」は上海で2D英語音声中文字幕で観た。一点を除いて想定以上のことが起きない映画だから、観ながらずっと上記のようなことを考えていたのですw。
でもやっぱりあの音楽が鳴るとなー。これぞ公式の強みですよ。あれが鳴った途端に、正座しなくちゃ、みたいな気持ちになるのだ。
スタローン脚本でアドニス本人の物語は平板だ。モチベーションを失う、なんてつまらない展開だ。アドニス家の複雑な話は前回クリアしてるから今回は葛藤があまりない。アドニスはアポロの婚外子なのでお母さん(アポロの奥さん)とは血縁はないんですね。これがもう普通に「ママ」と呼び合う仲になっちゃってる。
そのぶん映画はドラゴ親子のドラマに悲しみの花を持たせた。これはスタローンの思いもあるんだろう。彼はこれで大ヒットしたのに叩かれた「ロッキー4」を畳んだんだろう。これはよかった。
それにしてもこれは「ボクサー種族」の呪われた家系の話のようだ。バルボア家、クリード家、ドラゴ家。戦うことだけが宿命の呪いがかけられていて、登場人物たちはほとんどは常に苦悩し、笑顔をまったく見せない。
想定を覆した一点とは、「母さん」です。前情報なかったので、これにはのけぞった。

あと、キルモンガーとヴァルキリーは晴れて夫婦となったのでありました。とさ。

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December 24, 2018

「となりのトトロ」=「龙猫」は製作30年にしての中国正式公開。

ちゃんと2018年の中影映画番号ついてました。

公開早々にわざわざ「中国語吹替」に行ってみる。

「龙猫」、だから、竜のネコという意味か。
メイちゃんは「小梅」で、「シャーーーオメーーーいい」とおばあちゃんに探されてましたよ。
配音(アテレコ)のキャスティングはよくわかんないんですが、エンディングでちゃんとクレジットされてました。

劇場は日语上映が大半で、時々国语の回が挟まる感じ。家族連れが多く、子供たちは終始ゲラゲラ笑っていた。キャラクターも歌も知ってるけど、本編見るのは初めて、みたいなところだろう。スクリーンをガシガシとスマホで撮影してたのは苦笑いですが。

この後も決まってるらしいよ。宮崎作品。

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December 12, 2018

「アクアマン」=「海王」は中国で絶賛公開中。

「海王」こと「アクアマン」。
中国では12月7日から公開してます。あ、アメリカより早いんだw。へへーん、IMAX3Dにて。

ジェームズ・ワンの中学生魂が炸裂するマンガ映画で、派手でけたたましく、勇壮でコミカル。「ジャスティス・リーグ」は忘れてヨシ。普通に燃えます。
MCUに刺激受けて、各社がそれなりの競争をしているのは頼もしくも楽しい。ただ、お金使いすぎな心配してます。コケたら大事故になるけど。

副題つけるとしたら「アクアマン~集まれ!海の仲間たち!」ですな。MCUに比べると、各キャラに悩みどころが少なくて、日本少年マンガな王道展開で、ほぼほぼ予想通りです。これがまぁ微笑ましいのなんの。たぶんこいつはこうなるだろうな…こいつ死んでねーな…と思ってるとその通りなんだもの。子供でも騙されませんていまどき。
でも全体にバトルシーン盛りだくさんなんで、飽きるところがない。MCUが長大で重くなる一方なので、こういう陽気な方向性は絶対受けるな。

見せ場としては、シシリー島の屋外戦が白眉。並走する2つのチェイスがノンストップ。縦横の空間を活かした構成には目を見張る。
大半を占める水中アクションは、実写だと動きが鈍くなるところ、この映画ではほぼほぼアニメ表現なのでおかまいなし。CGに人間の顔を貼り付けてるだけ。水にゆらめく髪の毛もデジタルだものw。

ジェームズ・ワンのホラーは超絶好きで、「インシディアス」「死霊館」ともに、シリーズの続け方(悪乗り)が理想的。で、まさかのアメコミ王道に参戦、ということで、この先が楽しみ。

赤毛のアンバー・ハードが、超絶かわいい。勝気なお姫様で、そこそこ歳を食ってるのが、これまたかわいい。
モモアはウケるだろうね。こういうキャラ、みんな大好きでしょう。存在が非現実すぎて、ゲームキャラクターみたいだが。この二人がキャンペーンで世界中を回ってる。いい感じだ。
ドルフ・ラングレンは最初ユルゲン・プロコノフかと思った。
特筆すべきはニコール・キッドマンのアンチエイジング。また、海王の養父はジャンゴ・フェットです。

本編に関係ないですが、モモアの奥さんはリサ・ボネットで、リサの前夫はレニー・クラヴィッツ。レニーとリサの娘がゾーイ・クラヴィッツ。つまり、XーMENのエンジェルとアクアマンは叔父姪の関係だったのであるw。

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December 07, 2018

「シュガー・ラッシュ:オンライン」=「无敌破坏王2:大闹互联网」は怖かった。

11月23日公開。
「无敌破坏王2:大闹互联网」(無敵破壊王2インターネット大騒動)。
「シュガー・ラッシュ:オンライン」ですか。でも、アーケードゲームのシュガー・ラッシュがオンライン対応する内容ではないので、邦題はへんちくりんだ。

ネットそのものの楽しさ、大きさ、便利さ、速さ、怖さ、虚しさの風呂敷を広げるけど、たためなかったというところか。テーマが難しすぎて結論が出せなくなってた。僕は少し怖かったです。この仮想空間に世界のすべてがある、みたいで。

中国では期待されたほどではなかったみたいですが、しょうがないですね。だって、こっちではAMAZONやTWITTERは笑いどころになりませんて。TMALLなどもちらと出ますけど、ローカライズするならもう少し覚悟しないとw。

一番の笑いどころが自社サイトの楽屋落ちってのもなぁ。確かにプリンセスチームは面白かったけど。メリダが何しゃべってるかわからなくて「あの子は違うスタジオだから」ってのは吹き出しました。中国では受けなかったですけど。

ガル・ガドットはよかったです。
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「ヴェノム」=「毒液:致命守护者」の上映回数。

中国では11月9日公開。
PG13レイティング。日本ではPG12 か。こっちは提示なかったですw。
大ヒット中。コロンビア映画、テンセントピクチャーズ、マーベルとロゴが続くのがなんだかすごいや。

毒液、というタイトルは笑いますね。

MCUに負けてなるものか、とソニー陣営の踏ん張りはいいんですが、中身が届いてないわな。そもそもヴェノムってそれでいいのか、というところに触れると、急に醒めちゃう感じです。続編意思もあからさまでダサい。

結局のところ、寄生生命体はいろんなところでイメージ化されちゃってるわけで、古くは「物体X」「ヒドゥン」、CGワークだと「スリザー」か。でも今回一番重なっちゃったのは「寄生獣」じゃないですか。どっちがどう、とかってんじゃなく、結局こういう見せ方になっちゃうんだよな。
それなりに殺してるくせに、ジョーク飛ばして笑い取ったりしてるあたりの、中途半端さが気になりますが、ティーン向けポップコーン映画なので、それほど文句もないや。

あ、文句あった。トム・ハーディは敏腕記者に見えないし、汚いパーカー姿が似合いすぎてて好感持てないです。あと、ミシェル・ウィリアムズも安売りしすぎだ。

はぁー、こっちも続くのかw。

劇場はLEDのワンダシネマ。IMAXと迷ったけど、上映回数が馬鹿みたいに多い(写真参照)ので、こっちにしてみた。ここ、ショッピングモール内の6スクリーンしかないんだけれど、今週は「ヴェノム」と「名探偵コナン」の2本しかやってない。前者は1日27回(だいたい15分おき)、後者は12回。いつ行ってもすぐに観られるぞ。平日はほぼほぼ空いてるので、貸切気分だ!
※近所のSFCでは1日39回(IMAX7回)やってた。
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※公開1か月で300億円超え。


「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」=「神奇动物:格林德沃之罪」は…なんだよ、ハリー・ポッターじゃん。

11月16日に公開。
「神奇动物在哪里:格林德沃之罪」とか「神奇动物在哪里2」とか書かれたりしてます。

IMAX3Dで。英語音声に中文字幕。
イギリス発音に加え、専門用語や当て字が飛び交うので、正直わかってないかもしれん。

今作のIMAX、通常のデジタル画角(たぶん1.9:1)に対し、本編はシネスコで上下にマスクされてるのね。ところがCGの見せ場になると、シネスコから映像がはみ出るんだ。神奇動物や炎が黒いマスクの上まで飛び出しちゃうんだ。不思議な効果で最初は「おお!?」と思ったんだけど、全編その調子なので、だんだんうるさくなってくる。物語や世界観よりも、アトラクション的なプレゼンなんだよな。
それが目的ならともかく、集中できない人もいるかも、だ。

んで、お話は…お分かりの通り、ハリーポッターです。作り手は「この金鉱は掘り尽くすまでやるぞ」という気概を感じる。映画は商売だから当たり前なんだけど、この先いくらでもつくり続けられるわけだ。少なくとも原作者が書いている限りはどうにでも後付けできるのだ。これはこれで発明。ほめてません。

今回は前回よりもポケモンもとい魔法動物(神奇動物)の奇想やユーモアは少なく、ダークでシリアスな物語だ。そのせいか、劇場から次々と家族連れが脱落していったぞ。これはしょうがない。暗いんだもん。
で、結局「つづく」ですよ。映画シリーズのテレビドラマ方式は、本当に冷めますね。MCUくらい巧みにやってほしいわな。クレイグ版007もちゃんと1本完結してるしな。
「黒い魔法使いの誕生」の完全な続きなので、予習していないとわけがわかんないです。
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December 01, 2018

「ワイルド・ストーム」=「飓风奇劫」(The Hurricane Heist)は、なぜいま?くらいな感じ。

11月2日公開。
北米公開が3月。半年以上遅れて輸入された感じですが、正直宣伝されてないので、何の映画かわからんかった。
日本で2019年1月らしいです。
ロブ・コーエン監督の「銀行強盗+台風」なのです。
銀行と言っても、古いお札を処理(裁断)する施設に泥棒が来るわけだ。これは珍しい設定ですね。
超大型の台風が来ていて、その騒動に乗じて、という話。ブロンド美女なのに施設の防犯担当(=ジョン・マクレーンですね)と、特殊車両を所持する気象学者が手を組んで、強盗集団を撃退する。

これ、豪雨描写が壮絶なので、日本では受け止め方が微妙かもしれないね。手放しで喜ぶと不謹慎と怒られそう。津波配慮してた映画(イーストウッドの「ヒア・アフター」)とかあったのを思い出す。

主演の警備員はマギー・グレイスです。誰だって? あぁ、「96時間」のお嬢さんだ。堂々たるアクションヒロインでした。
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「くるみ割り人形と秘密の王国」=「胡桃夹子和四个王国」…個性の違う監督連名ですが…。

11月2日公開。
「胡桃夹子和四个王国」。あ、「くるみ割り人形と秘密の王国」です。中国は北米と同時公開すね。
3Dにドルビーアトモス音響なので、まぁ悪くはない環境だ。

ラッセ・ハルストレムとジョー・ジョンストンという連名クレジットが珍しいが、揉めた感じはしてませんでした。というか、揉めるほどの内容ではないか。

ディズニーブランド、チャイコフスキー、バレエの「美」が上品かつハイレベルに盛り上がり、ちょっと行き過ぎたアートの暴走となる。これが濃くて濃くて圧倒的。
美術、メイク、衣装、そしてCGワークがてんこ盛りで、おなかはちきれそうになります。
ある意味、必見。こんなにまで作らなきゃいけないのか、というくらいの物量だ。

トイソルジャー、マトリョーシカピエロ(呼び名が分からない)、ネズミ王、ベテラン俳優の異常なメイクがトラウマです。
いやー、怖かった。
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「クレイジー・リッチ!」=「摘金奇縁」中国上映はアメリカから3か月半遅れ。

中国では11月30日公開。どうやら「やりすぎ金持ち描写」にチェックが入ったって話だ。他地域と異なる編集がされてるかもしれないけど、調べてないですw。小説は未読、というか読みかけ。
興行はさほど盛り上がらなかった。チャイニーズ・アメリカンの話など、まぁ興味はないわな。

原題通り“クレイジーリッチなアジア人”というくくりから、日本人は完全に仲間はずれですね。舞台はシンガポール。登場人物たちは、上海、香港、台湾からそれぞれ集まってくる。本編よりも作品の出自や影響は話題になってたが、日本人は観ても「関係のない世界」にしかならないからね。それがどうにも哀しくて、あまり笑えませんでした。世界的ヒットに比べて、日本国内興行はよろしくなかったのか、観ている人が少ない。

冒頭1985年の英国でのエピソードで幕が上がるが、この頃我らが日本はバブル成長まっしぐら。やがてハリウッドを買ってしまうことになるんだけど、その勢いは90年以降失速し、もう出番はなくなってしまったってことだ。アメリカ映画はわかりやすいから、最近は日本はすっ飛ばすことが多くなったよな。

嘆いてもしょうがないので、それはともかく。
本編。ハーレクインロマンスのようなお話ではあったものの、終盤に於けるヒロインの主張は、痛快だ。民族としての正論を吐くラスボスに、彼女なりの「一手」を打つ。これはさすがに上手い。
ただし、この主人公=訳あり米国移民の娘は、金持ちではないだけで、超努力家の秀才だ。NY大学の経済学教授なんだよw。そりゃ立ち向かえるだろ。なので、「プリティ・ウーマン」みたいなシンデレラ話とは違いました。

ミシェル・ヨ―の貫禄が最高。
あと、音楽のセンスはとても好き。
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November 30, 2018

「アントマン&ワスプ」=「蚁人2:黄蜂女现」には油断していた。

8月24日公開。
IMAX3Dで。
テンポよく楽しく一気に。

で、油断してました……。あれは。

「放射能X」のツボもありますが、実は「アニマルハウス」のフッテージで大爆笑してました。たぶん、このスクリーンで笑ってたのは俺だけだろう。
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November 28, 2018

「デス・ウィッシュ」=「虎胆追凶」を最新LEDスクリーンで。

9月下旬。

オフィスの真下にワンダのシネコンができたので飛び込む。
よくあのスペースに劇場作れるな、と思ってたら、これ、LEDスクリーンでした。サムソン製の4Kで、今年の春から導入されてるやつです。日本はまだだよね。映写機もプロジェクターも必要とせず、でっかい液晶パネルの前に座席があるだけ。この部屋は44席です。スゲークリアな画面と音で悪くはないのですが、でっかいテレビを見ているようで、これに40元は妥当かどうか。大金持ちのオーディオルームか、先進的な試写室みたいなイメージだ。むかーし、聖蹟桜ヶ丘にあったビデオシアターをちょっと思い出した哈哈。
デジタルシネマの一種として、悪くはないんだけど、僕のようなジジイはまだフィルムへのこだわりは残ってるので、これはこれで別物…新しいデバイスと捉えるかなぁ。

肝心の映画は「虎胆追凶」(デス・ウィッシュ)。イーライ・ロス監督の「狼よさらば」再映画化だ。74年の映画リメイクになっちゃってます。ブルース・ウィリスがブロンソンやります。まぁ中身は想定内。でも、現代アメリカ銃社会や犯罪恐怖はキチっと組み込まれてます。特にスマホの使い方は、今風ですわな。
スタローンが製作、ジョー・カーナハン脚本(元々監督する予定だったが降板)、マーク・ゴールドブラット編集、「ブラックパンサー」のルドウィグ・ゴランソン音楽、共演にエリザベス・シューやヴィンセント・ドノフリオなど、ソソる布陣が揃ってます。
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「古剑奇谭之流月昭明‎」=「Legend of the Ancient Sword」の監督は……

国産ゲーム原作のアクションアドベンチャー。CG多用で派手に展開しますが、基本スタジオ撮りばかりなので、画面の広さを感じないです。お金かけてるのにもったいないね。

キャラクターの書き分けやギャグの織り交ぜ方が、日本の漫画っぽい。

最大のツボは監督がレニー・ハーリンってことだ。もうはーりんったら、何やってんだか。

万達のLEDスクリーン2回目。3Dメガネを渡されたけど、まったく飛び出さなかったぞ哈哈。

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November 27, 2018

「无双」=「Project Gutenberg」はチョウ・ユンファ63歳の新作!

チョウ・ユンファ(63歳)、アーロン・クオック(52歳)がダブル主演の犯罪ドラマ。偽札団とそれを追う警察組織の攻防を、銃撃戦などのアクションを交えてド派手に描く。

ところが…後半あることで話がひっくり返るんですが、これ某有名映画と同じ構造なんですよね。タイトルを言ったら終わりな奴です。でも意外にうまくできてたと思います。
1週で500ビリオンだから、大ヒットですね。
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November 22, 2018

「胖子行动队‎」=「FAT BUDDIES」の日本描写。

国慶節期間は、輸入映画やらないんですよ。というわけで、ピカピカの新作コメディ。

国際的スパイエージェントと、冴えないガードマンが、麻薬製造団と大捕物をする他愛のないお話。
ポイントは舞台が日本で、新宿や横浜が出てきます。ロケもしているみたい。
で、その日本の描き方が、微笑ましいくらいズレてて、こっちの人からすると、日本はそう見えるんだな、と気づきがありましたよ。あ、絶対固有名詞のオッケーとってない歌が流れます。歌詞がヤバイんだけど、ハラハラするのは日本人だけだ。
少し前のアメリカ映画に出てくる日本人がヘンテコだったのと似てるよ。

突然現れた倉田保昭御大が、ここぞとばかりに大暴れ。
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