「お熱いのがお好き」

TOHOシネマズの“午前十時の映画祭”。地元府中の第一回だ。
午前十時といいながら、午後四時にもやってました。意外と埋まってる。

ちょっと上映サイズが怪しかったし、画質もまぁそれほどいいわけではなかったが、DVDとは異なる味わいと、大画面でプルプル揺れるシュガーの胸を見られるだけで幸せなのでは。
本編は、映画史に残る傑作艶笑コメディですので、いちいち検証することもありませんが、何しろマシンガンのような台詞が繰り出され、ひたすらリズムに酔っていた……とにかく気持ちよかったです。

今週も行こうっと。

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「キューティー・バニー」

お気の毒未公開コメディ。原題は“The House Bunny”。

いい年こいたプレイメイトがプレイボーイマンションから追い出され、拾ってもらった学生寮の寮母として、イケてない女子たちを変身させる…。

そもそも冒頭で主人公が「孤児」とわかるので、どれだけバカやっても哀しくみえてしまうため、どこかペーソスが先走ってしまうのだが、それでもポジティブコメディとして、至る所で笑わせてはくれた。

ベースは予想通り「アニマルハウス」。いまだにアメリカの大学は伝統を守ってるんですか、というのにビックリ。

アンナ・ファリスがいつの間にか主演女優の風格に。「絶叫計画」とかで白い液まみれになっていた時代は封印しないと(笑)。

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「地球防衛軍」

デアゴスティーニ版のDVDにて。なんとなく買ってしまった。

もう何十年ぶりかの再見なんだけど、やはりモゲラはヘッポコだし、ごく一部の日本人の女性が条件になるのは変だし、ミステリアンは弱すぎなのであった。

脆弱な作りの熱線反射器も。

※画質そうとう悪し。

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「GALACTICA/ギャラクティカ」シーズン3見終わる

起承転結の転か。

ニューカプリカからの脱出以降、サイロンとの戦闘が中断し、船団内部の絶望的な状況が延々と描かれる。その苦しさといったら…見ているだけでぐったりなんだけどね。一方のサイロン側もそれなりに悩んでいるようで、あっちでもこっちでも全員が何かしら揉めている状況。まるでうちの会社みたいだ(笑)。

怒りや憎しみばかりが活き活きと描かれるから、まぁなんちゅうか疲れまくります。

そしてラストの衝撃。こればっかりは……あんまりだろう? まぁ正直どうなっちゃうのか、次が気になるに決まってるんですが、整合性とれてんのかしら? 誰か検証してくださいcrying

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「バイオニックウーマン」第1話

「ギャラクティカ」のおまけでした。

懐かしや「バイオニック・ジェミー」のリメイクなわけで、主演のミシェル・ライアンが微妙な感じの美人。同居の妹と仲が悪く、なんか性格悪そうな設定です。

事故にあい、秘密組織に改造されたのはいいんだが、なんかさっそくライバルが出てきて……ってお前、スターバックじゃないか!何やってんだよ!
って思ったら他にもチロルがいたり、弁護士がいたり。「ギャラクティカ」とのかぶりっぷりが、狙いなのかネタなのか。
…あ!ミゲル・ファラーだ。

CGも多様され、アクションも現代的だけれど、はたしてこれを俺は見るのか見ないのか…自分では決められなさそう(笑)。
ゴールドマン局長の判断にまかせます。
(リチャード・アンダーソンは83歳で存命だって!)

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「パラノーマル・アクティビティ」

映画としてどうこうたたく前に、話題に乗っかって見に行っちゃった時点で、決着はついているわけで。
隣のお客さん(他人)がブツブツ文句を言っていたが、そんなのわかってたじゃない。

面白いかどうか問われれば、それはもう“見たまんま”ですよ。
「ブレアウィッチ」もそうだったが、一般的な宗教観の違いで、印象はだいぶ変わるだろう。だから、たいていの日本人にはジャパンホラーの「幽霊」とか「呪い」のほうが怖いはず。

まぁ低予算と口コミ(ネットもか)で、これだけのビジネスに膨れ上がる「アメリカンドリーム」には感服いたしましたが。

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「ラブリーボーン」

賛否も多いPJの新作だが、俺はけっこう感心して観てた。超絶技巧のファンタジーであるとともに、非ハリウッド的決着を恐れずに描いてる。いつにも増して作家性に溢れてます。

以下ネタバレます。

ポイントはこんな感じ。
・「ゴースト ニューヨークの幻」となんら違いのない話なんだけど、主人公スージーは死者の国から下界を見ているだけで、特にメッセージを送るわけではない。ジタバタとあがいたり祈りはするんだけど、物理的には何もできない(最後にひとつだけ行動する)。彼女の死で壊れていく家族が、自主的に再生していく様を見て、自らの死を受け入れるだけの話だ。だって中学生だからね。凶悪な殺人犯も、勇気ある人物の行動で追い詰められるが、警察には捕まらないし、スージーの死体も見つからない。ハリウッド的ではないというのはこの辺で、犯人は偶然バチがあたるだけ、というある意味溜飲のまったく下がらない結末なのだ。

・PJは題材を選んだあと、「死」にこだわって突っ込んでいくような根暗がある。「指輪」の最後しかり、「キングコング」も死ぬのがわかってるから2時間くらいずーっと悲惨だ。「乙女の祈り」「さまよう魂たち」の世界観も死臭に満ちている。「さまよう~」のマイケル・J・フォックスも“引きずってる”人だった。まぁほんとは「ブレインデッド」とかもそうなんだろうけど(笑)。「ラブリーボーン」はそんなPJが満を持して「子供の死」を真剣に描いたというわけだ。

・VFXもものすごいことやってるんだけど、これがもう自然すぎてわからない。死者の国のビジュアルは、ある程度予想はつくけど、下界でのいろいろ(メモ紙、金庫、トゥッチの落下とか)のはまりっぷりの見事なこと。

・で、つまるところ印象に残るのは、スタンリー・トゥッチだったりする。異常犯罪者というアプローチはいろんなタイプを混載させ、それでいて平静を装うサイコ演技の見事さ。凄い人ですよ。彼と妹リンジーの対決は、この映画の最大の見せ場だったりする。おかげでその他の家族はマーク・ウォルバーグ、レイチェル・ワイズ、スーザン・サランドンと大物を並べても、意外にステレオタイプだったりするわけで。

で、問題は……これらの要素がうまく噛み合わなかったことである。みんなプロなので、それぞれ突出したエネルギーをビンビンに発しているんだけど、方向がバラバラでまとまらないために不満が残ってしまうのだ。まぁ観客は年代ごとに感じるものが違うかも知れないので、あまり“決めすぎない”ようにしたのかも知れないが。
ただ、別に惜しいとは思わないのね。これはこれで十分面白かったです。なんか、きっちりまとめて、少女版「ゴースト」か、「オールウェイズ」のようなものになってもらっても困るじゃん。

妹役のRose McIverは、Power Rangers R.P.M.(米版ゴーオンジャー)でゴーオンイエローをやってらっしゃいます。
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「サロゲート」

原作ありとか、諸星大二郎パクリとか、いろいろ言われておりますが、設定はSFでもこれって私立探偵小説みたいな展開なので、ちょっと微笑ましく楽しんだよ。89分ってのもすばらしい。

殺人事件が起きて、刑事(探偵)が捜査を進めるんだけど、彼は仕事にも家庭にも悩みがあって…とまぁハードボイルドではありがちな展開。意外な(でもないか)犯人やどんでん返しもあるし、アクションは「ターミネーター3」(似すぎだよ、モストウ)と、けっこう盛りだくさん。だが、如何せん演出に力がなく、気の抜けたビールのよう。設定からして先が読めてしまうから、まぁしょうがないのですが。

なんかもったいないですね。

主人公の妻は「ダイ・アナザー・デイ」のロザムンド・パイク。

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twitter。

一応去年の秋からアカウントだけとってたんですが、最近周囲にあおられてちゃんと書くことにしました。
暇な人、つながってください。

@coolizumi

フォロワーは現在「1名」のみ(笑)。

※1日経過したら10名まで増えてました。うれしいですね。でも、誰?

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テレビドラマあれこれ。

「龍馬伝」
先日取引先と会食していたときに、そこにいたおっさん5人が全員「龍馬伝」を見ていることが発覚し、さすがは大河ドラマと感心したのだが、そのときの全員が同調したのが「岩崎弥太郎伝にすればいいのに」って話題が爆笑。
当然のことだが、誰が見ても香川照之のようが芝居の格が上なのである。役の上では龍馬より育ちが悪い弥太郎だが、役者は逆に香川がサラブレッド。福山の大根芝居が全国区で露呈してざまあみろってもんだ。

「ライアー・ゲーム シーズン2」
なんか、数字の矛盾が取りざたされてますが、流し観してたら途中からどうでもよくなってしまいました。ちょっとこのセミファイナルの描き方は連ドラじゃきついよ。ついでに言えば「また映画ですか」な終局もね。
戸田恵梨香は成長しちゃって、フツーな感じですね。

「君たちに明日はない」「エンゼルバンク」
不況にぴったりな企画。片やリストラ請負人、片や転職代理人。前者はもう少し非情に切り込んでくれるかと思ったんだけど、主人公の過去エピソードとか恐ろしくつまらなくて足を引っ張る。後者はもっと“呑気”で、長谷川京子が生理的に駄目な人は、観ているのがつらいかも。

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「メル・ブルックス 珍説世界史PART1」

昨年来日したライオネル・リッチーが日本のワイドショーに出た際、バックで流れていたPVに「ホワイトナイツ」があり、そのまま連想ゲームのようにこの映画を引っ張り出すことになった。
そう、グレゴリー・ハインズが亡くなってから、もう7年になるのか。

本作はメル・ブルックスの“信じられないくらい”くだらなくて下品な映画にして、ハインズの映画デビュー作でもある。それって菊池桃子のデビューが一生「パンツの穴」であるようなレベルで引きずるよね。

ハインズの出番はちょこっとだけで、まぁ人類創生からフランス革命まで、これでもかと下ネタだけで押し通す素晴らしさ。何度観ても「スペインの宗教裁判」は素晴らしいです……いや、そんなにほめるほどではないです。

冒頭の「2001」でドン引きしても、何とか「ヒトラー・オン・アイス」にたどり着いてください。

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「Dr.パルナサスの鏡」

頼もしくも嬉しいギリアム映画。相変わらずの一見さんお断りなテイストがいいよね。

もう70近い爺さんが、まだまだ飽き足らずに濃密なビジュアルのブラックコメディを作り出した。しかも「ブラジル」や「ドンキホーテ」でも見舞われた不幸な障害を、さらに更新させるような“主演俳優の急死”という大事件をも乗り越えて。
「グリム・ブラザース」がイマイチだったので、また同じようなのだったらどうしようと心配していたのだが、「バロン」であり“パイソン”ノリも含有されて、お腹いっぱいあきれるほど面白かった。適度な中だるみもギリアムらしいでしょ。

ヒースの出番は現実世界部分で、鏡に入るとあの三人にそれぞれ入れ替わる。たまたま撮影終了部分がそうだったのか、脚本を再構成したのか。なんだかウルトラCが行われているように思えるが、この辺はぜひ「メイキング」がみたいところ。雑誌で読んだのは、保険会社がヒースの遺族にギャラを半分しか払わなかったので、残りの分を三人が仕事をして、その分のギャラをヒースの娘に寄付した…という話だけでも泣けてくる。まぁ皆さん金持ち
だからこそのエピソードなんですが。

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松本清張ドラマスペシャル「顔」

どこで盛り上がってるのか、いまいちわからない清張メモリアルだが、NHKが忽然と出してきた有名な短編のドラマ化をたまたま見る。

戦後の復興期の映画界。谷原章介が新進俳優として映画で売り出す。が、彼には殺人の過去があり、「顔」が割れることでその事件が発覚することを恐れ、ある仕掛けを思いつく。
かちっとまとめたミニドラマで、NHKらしい真面目なつくりなのだが、まぁ少々谷原に芝居を背負わせ過ぎな感じ。焦ったときの表情が深みに欠け、むしろ「おいおい、そんな演技で大丈夫?」と別な意味でハラハラした。
原田夏希っつうのもぼんやりしててよくわかりませんでした。

谷原章介という名を初めて覚えたのが「極道戦国志 不動」。いまだに思い出す三池映画の原点だ。高校生でありながらヤクザ組長として、古めかしい極道社会をぶち壊すサマは、素っ頓狂な暴力描写も含め、観る者に徹底的なトラウマを残します。

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「今度は愛妻家」

全編ネタバレでけなします。ご容赦ください。

新年早々に困った映画を見てしまった。

この映画は主人公の家(リビングから見える部分)と、近所の神社と、回想の沖縄しか出てこないという狭い空間の話である。原作は舞台劇(未見)だそうだが、だからといって、わざわざ本編でこんなに狭い描き方をする意味があるのかどうか。最初からイライラしっぱなし。

バレを恐れず書くと、この物語が仕込んでいる二つの秘密があるのだが、そのうちひとつは開巻5分で察しがつく。その作劇の下手さ加減はどうだろう。
さらにもうひとつの謎も、当該人物が出てきた時点で察しがつくのだが…そのセンスの低さはどうなんだろう。

しかも登場人物(主に5人)は、事あるごとにピーピーよく泣く。
最後の30分はずーっと意味なく(いや本人たちは意味あるつもりだろうけど)泣きっぱなしである。
観客がもらい泣きするまで、根競べのように、延々映画が終わらないのだ。
その拷問のような長さと言ったら……。

はぁ。今年も邦画はこんな感じなのでしょうか。
この監督に映画撮らせるの禁止しなさい。

ブ厚いプロモーションのおかげで、薬師丸ひろ子に費やした青春時代を思い出してしまったのだけれど、結果こんなデキじゃあね…なんかもうどうでもいいや。

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「フェリスはある朝突然に」

ジョン・ヒューズ映画の中でも、相当お気に入りの1本なのだが、やはり二十年前とは観ているこっち側の感覚も大きくずれており、フェリスの無邪気な自由行動が、羨ましくてしょうがない。
あの頃、金とか女に不自由しながらも、何も怖くなかった時代があったんだよな。将来のこととか考えずに遊べていた時間が。
なんかつまんねぇなぁ、と振り返ってみる。

ミア・サーラが超可愛いですな。
飄々としたマシュー・ブロデリックは天才の輝き。
そして何より冴えわたるシナリオと演出。笑って楽しむ映画なんだけど、なんだか泣けて仕方がない。

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