「7月7日、晴れ」

ドリカムの楽曲をフィーチャーしたアイドル映画。当時絶頂の美少女だった観月ありさが主演。俺は彼女に興味がまったくなかったので、未見でした。

監督は「踊る大捜査線」というか、当時は「友子の場合」の本広克行。映画の雰囲気としてはホイチョイのトレンディ物であった。可もなく不可もなく…というか、これはアイドルと一般人が運命のように引かれ合うファンタジーなので、ご都合主義の展開に細々突っ込んでも虚しいですわ。でも当時見ていれば激しく罵倒していたでしょうね。
むしろ、観月ありさって、こんなに可愛かったっけ?と感心しておりました。

ちょうどWOWOWがドリカムのライブを特集していており、それにあわせて音楽参加したこの映画をオンエアしたってわけだが、驚いたことにこれってDVD化されてないんだ。楽曲の版権関係か、あるいは主演も含め終わっちゃったキャストばかりだからか…。
あ、しまった。HV録画したの消しちゃったよ(笑)。

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「MR.BRAIN」最終回

終盤の見せ場。涙をポロポロ流す綾瀬の肌がツルツルなのに対し、キムタクの肌は汚く油ギッシュなのは、年齢差だから仕方ないでしょうけど、それにしてもお気の毒。

存在感だけで結局何をやってるのかよくわからない刑事の海老蔵が、これまたキムタクと対比するとツルっとしていて美しく、むしろ世界に通用するのはこっちのほうなんじゃないかと思ったり。

そんな邪推ばかり頭に浮かぶこのドラマは、要はあまりおもしろくなかったってことです。
回数も短いので脇キャラの掘り下げなんか手が回らなかったしね。

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「ノウイング」

まさかのトンデモ映画なのだが、圧倒的な迫力の見せ場と、ストーリーの真摯な語り口で押し切られてしまった。

突っ込みどころ満載の設定なれど、そんなのわかってますよと言わんばかりのマジメな姿勢だ。これはアレックス・プロヤスの性格なんじゃなかろうか? ちゃかしたら、本気で反論されそう。

序盤は派手なシャマラン映画かと思っていたけど、途中からアレなんじゃないかと思ってたら、果たしてその通りにはなったんだけど、予想以上の決着だった…というのが感想。

そもそもそういう話なら“なんでそんなに手の込んだことをする??”のかわかんないのだが、終始不気味なサスペンスは持続するので、まぁ映画としてはアリなんじゃないでしょうか。

せっかくなのでド迫力のディザスター・シーンはぜひ劇場で。DLPもあるみたいなので、そっちも。

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「ソウ5」

おそらく誰もが指摘するのだろうが、「むりくり続けなくてもよいのではないか?」という程度の話で、シリーズを並べて比較研究するようなものでもないと思うので、これ以上特にコメントはなし。

ゴアシーンもいまいちでしょう。
そう?

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「純喫茶磯辺」

また同じような印象。

裸の出てこないロマンポルノをダラダラと流しているような感じですよ。
せっかくいい材料が揃っているんだから、この程度で“面白い”と判断してはいけないでしょう。
ビリングでは宮迫だが、多感な女子高生・仲里依沙が実質の主演。性根の悪い女・麻生久美子が素晴らしい。こういう女は実はけっこうたくさん潜伏しているはず。

以下ネタバレで。

なんとなくイライラする話なので、観ている間、俺はこんな感じの映画を想像していた。
・ぐうたらで助平な父親はナンパ目的で喫茶店を開き、アルバイトの娘に小遣いを渡しながら次々に食いまくるが、飽きたら捨ててしまう。その中には娘の友人がいたりする。
・そこへ人と向き合えない美人・モコが現れ、父親は一目ぼれするが、彼女は簡単には寝てくれない。
・娘は店の客であるロリコン作家に騙され、処女を奪われる。
・法事で線香を上げに来た母親と父親は、離婚して数年経った間だが、孤独に耐えかねて寝てしまう。
・その現場を娘は目撃し、家族が元に戻る可能性に期待する。
・が、父親は興味を示さず、バイトのモコを誘いホテルに連れ込むが、彼女に金を要求される。
・父親はそこで彼女が客と金銭で寝る女だという事実を知る。
・愕然とする父親を見て、娘はモコの売春現場に踏み込むが、逆にモコにそそのかされた客にレイプされる。
・怒った父親がその客とモコをぼっこぼこにしてしまい、警察に逮捕される。
・で、最期。つぶれた店の前で家族三人が再会する。
ロマンポルノっぽいでしょ? ひどい話ですが、俺はこういうほうが好みです(笑)。

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「それでも恋するバルセロナ」

奇しくも同じ時期に見た「蛇にピアス」の蜷川幸雄と、ウディ・アレンはなんと同い年である。
73歳の爺のセクシュアリティが、かくも違うかと考えるだけで微笑んでしまいます。

奇しくも良作とも「男女の恋愛感」と「三角関係(片方はもっと広範囲)」を描くのだが、あまりに格が違いすぎて、なんだか恥ずかしくなってしまうね。

それにしても「バルセロナ」の登場人物の生き生きしていることったら! 彼らは放っておいても勝手にドラマを進めてくれ、カメラはそれを覗き見しているだけのような客観性。その場面の切り取り方の巧さにあらためて舌を巻く。

アカデミー賞まで至ったペネロペ・クルスのエキセントリックな芝居がすばらしい。実はダメダメなハビエル・ダビデム(絵に描いたようなやさ男)も可笑しい。
爺の大好きなスカーレットは、今回は退屈な役周り。レベッカ・ホールは「フロスト×ニクソン」の姉さんだ。

久しぶりに面白い恋愛映画を観た。

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「ウィッチマウンテン 地図から消された山」

「星の国から来た仲間」のリメイクとなるディズニー映画。ファミリー向けと割り切れば、そんなに腹が立つこともないが、じゃあ見て得したかというと、微妙な感じではあります。
UFOオタクやSFコンベンションというツボポイントで笑わせてくれるのはよかったが、全体に健全すぎてまともに見られないのだね。
主演はドゥエイン・ジョンソンはパターンにはまってますが、特に演技派とか開眼する必要もなかろう。アクションスターとして、ビッグタイトルで当ててほしいところ。

それにしてもアナソフィア・ロブ。もう15歳ですね(それにしては幼い)。

「ROOKIES」や「エヴァ」よりはこういう映画のほうがずっと健康的。

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「蛇にピアス」

73歳の爺が、芝居のできない若者たちを人形のように動かして撮っていることの気持ち悪さ。

設定もあるんだけど、役者たちがまったく「生」を感じさせないことで、悪夢のような世界観はよく表現されているとは思うが、そんな映画が心に響くものは何も出さないので、正直退屈極まりない出来だったりする。

凡庸な官能メルヘンでかまわないのならば、それで正しいのかも知れないが。

人の言うことを聞きそうもない爺さんが、己の欲望のすべてをぶちまけているのが吉高由里子の貧弱な肉体。
これは、まさに見ている側が一気に冷めるリアル。美しくない裸の生々しさが際立っているので、いかにファックシーンを延々演じようと、ティンコが反応しないという現象が起きる。

それにしてもこの爺さんが撮るべき素材か?
もっととんがった若手にやらせても、十分に面白くなったように思う。

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「大決戦!超ウルトラ8兄弟」

すみません、仕事でからんでいたのに、観ていませんでした。

と、いうわけで、これでもかの物量で届けられた「ノスタルジーの詰め合わせ」。
子供よりお父さん世代(けっこう年代が限定されているけど)、そして息と気が長い抱擁力のある特撮ファン向けの、一回限りの特別企画…といったところだ。
ある意味、これまで敬遠してきた手段(禁じ手ではないと思う)を、思い切ってやってみた…というのが結果的に華やかになった。

さぁ、後はタロウを引っ張り出さなくては…。故人が出る前に兄弟をそろえないと。

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「人のセックスを笑うな」

WOWOWで放映したのを休み休み観ていた。結局3回くらいに分けてしまった(笑)。

だって、退屈なんだもん。

昔のATG風というか、作家性の押し出た“ロマンポルノ”風というか。20年くらい前なら好物だったんだけどね。
いろいろ省略をするのでいまどきの邦画にしては頭はいいようだが、残念ながら無駄に長尺なのと、俳優の芝居が長まわしに追いつかない。
でも映画としての骨が弱いんだよね。だからハラハラする。

特に永作と松山のカラミ(ラブシーン以外もね)。アドリブ風な言葉のやりとりで交わす小手先の芝居が鼻につきまくる。画面が正視できないくらい無様なんだよね。
これが演出のせいだけでないことは、例えば蒼井優一人のシーンだったら持ちこたえていることでわかるはず。お菓子をボリボリ食う芝居が好例。あそこで笑いをとるのって、相当自信がないとできないですよ。

まぁあまり映画を観ていない文学少女とかは、好きかも知れません。

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「ライラにお手あげ」

ファレリー兄弟の新作は、ニール・サイモンが脚本を書いた72年の映画「ふたり自身」のリメイク。「メリー」以来のベン・スティラー(忙しいね、あんた)を登板させ、猛烈に下ネタを盛り込み、とことん笑える快作になっているのだが、これがもう泣きたくなるような未公開のDVDスルー。

結婚にふみきれなかった40歳男が、偶然であった女性と恋に落ち、彼女の都合であわてて結婚しハネムーンに出かけるが、道中彼女が実はとんでもない性癖の持ち主だとわかり、この先一生を共にするかと思うと憂鬱になる。
そんな中、ハネムーン先で彼は理想の女性と知り合い、素性を隠して接近するが……。
というベタな話。
でもこれがまぁ見事なまでにファレリー印にアレンジされて、やりすぎギャグの連発に腹が痛くなりました(クラゲのくだりとか、酷いです)。

最終的な決着は(ひとひねりあるものの)予定調和なのであっさりしているが、少なくとも凡百で退屈な邦画を見ているよりは全然幸せですよ。

ライラ役のマリン・アッカーマンは「ウォッチメン」のシルク・スペクター。トンデモナイファックシーンを観ることができます。
理想の女性ミランダはミシェル・モナハン。美人でないところが受けた。


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「橋田壽賀子ドラマ となりの芝生」

見る気がなかったんだけど、知り合いが楽しみにしていたので録画してみた。
これがまぁ!ビックリするほど面白かったのである。

元々76年の銀河テレビ小説版<山本陽子VS沢村貞子>は、俺が中学生の頃、母親が毎回見ていた。これは当時の我が家にとっては対岸の火事な設定だったので、まぁそれほど大騒ぎするでもなかったのだが、リメイク版はさすがに現代的な設定も盛り込んでいて、台詞の中には“シャレにならない”ものが少なからずある。

しかもピン子の憎らしさといったら! このヒールっぷりはさすがです。

来週も見ようっと。

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「スマイル」と「ぼくの妹」最終回

結局、死なないのかよ。

結局ガッキーの可憐さが突出していたので、最後までは見ましたが、サタケミキオ交代というお粗末な選択もあり、結局ドラマ自体が崩壊してしまった。
ここまでやったんなら、「彼は死刑にならなくてはいけない」ですよ。じゃないと、あの「涙の別れ」シーンがばかばかしいでしょう。

後者は終盤でまとめようと必死でしたが、如何せん「偶然の確率」が凄すぎて、これまた陳腐な着地となった。
長澤まさみが魅力的に見えないのが、大誤算でしたかね。あと、オダギリジョーは医者の髪型ではない。

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「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」

少なからずお仕事でからんでおります。

このイベントにおける、猛烈なマーチャンダイジングを見るに、確信犯でさまざまな提案をする作り手と、それを理解したうえで熱狂的に受け入れるユーザーの幸せな経済関係に、とにかく感心するわけです。
この盛り上がりは、日本国内のみではありますが、「スター・ウォーズ」級でしょう。
わずか120スクリーン(トランスフォーマーの5分の1以下)なのに、公開土日のみで35万人動員で興収5億越え。どれだけ混んでるんだ、ということです。
会社の部下も初日の夕方に「バルト9の予約が深夜も含め、ネットではもうとれません~」と焦ってミラノに走り、1時間以上も並んだそうな。

すごいよね。

しかも中身はサービス満点のデジタルリメイク。見せ場も多数で少なくとも10年前の視聴者を夢中にさせるだけのことはある。

とはいえ、じゃあこれが「映画」としてどうよ、という話になると悩ましいんですけどね。まぁそんなカテゴリ分けなど吹き飛ばすような今年最高の「アニメイベント」ということです。

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「エージェント・ゾーハン」

ディスコディスコ!
死ぬほどくだらないアダム・サンドラーの未公開コメディ。
モサドのスーパースパイのゾーハンが、“美容師になる”夢をかなえにNYに行くが、そこでは人種差別や職業差別が横行、さらには彼に復讐する敵が現れ大騒動になる。

近年のアメリカと中東の複雑な関係性を、下ネタ満載で笑い飛ばした、ある意味よくできた風刺コメディともいえる。もちろん、シャレにならないドギつい描写も少なくはないが。

ジョン・タトゥーロやロブ・シュナイダーなど、客演も豪華。カメオ的にマライヤ・キャリー、クリス・ロック、ジョージ・タケイ(ここは必見)なども。
ヒロインのエマニュエル・シュリーキーは、かわいくてホットな感じの美人だ。

監督は「がんばれ!ベンチウォーマーズ」のデニス・デューガン。

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