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August 21, 2010

「ベスト・キッド 日本語吹き替え版」

そもそも、ラルフ・マッチオの連作がいまいち好きではなかったのです。あのヒョロっとした主人公が、夏休みの宿題程度にちょこっと練習したら、コブラ会のマッチョを倒してしまうような安易な展開がダメだったのです。しかも主人公は「休むし」「デートするし(エリザベス・シューはヨカッタけど)」修行に徹していなかったところとか。だから、結局あのでんでん太鼓あたりで呆れかえってしまい、もう二度と見ることもないかなと思ってたわけですわ。ミヤギ先生には申し訳ないですが…。

ネタバレあります。

それが四半世紀過ぎて、突如リメイク。主人公は12歳!舞台は北京!そして師匠がジャッキー・チェン!設定は大きく変更しつつも、お話はほぼ同じ。主人公が女にうつつを抜かすとこまでいっしょである。
でも、師匠の格が違いましたね。カラテがなぜかカンフーにはなっているものの、ジャッキーの指導は素晴らしく「絵」になる。
結局、万人が理解できる「いじめ」「善と悪」そして「主人公の人間的成長」という教科書みたいな映画になってた。
当初はイライラするクソガキが、次第に人として魅力が出てくるのに、何の問題があろうか。観客はいつしか共感し、クライマックスの試合では手に汗握る応援をしている、というわけだ。これこそ夏休み、子供が見て面白い映画だと思うよ。
しかも悪いのは敵のカンフー教室の先生だけで、いじめっこたちにも花を持たせるし、ヒロインのお父さん(端役です)さえカッコよくなってしまう、エンターテインメントのマジック。

最高潮のハッピーエンドで大満足!なんだよ、ジェイデンけっこういいじゃないか……と思ったところで、すべてをぶち壊すエンドロールが!
せっかくのドラマが「作りものだったんだよ」と自ら破壊するように、お父ちゃんとお母ちゃん(プロデューサー)が、思い出フォトの中に登場してくるのだ。ジャッキー映画の恒例NGシーンを意識したのか、メイキング風に見せながら、実はただの親馬鹿ショットでござんした。こりゃ最低ですよ。テレ東放映時は容赦なく切ってね。

吹き替えはまさかの石丸ジャッキー。あまり声を張らないので、最初わかんなかったよ。クソガキがしんのすけで「ハンさんがヨーダで僕がジェダイだ」という、そのセリフを言わせたかったのかキャスティングではありました。
英語と中国語の混載なので、この部分をさらっと吹き替えてしまうあたり、ちょっともったいないとは思いましたが。

あと、レディーガガ使いすぎ。この間もなんかの映画で流れてたぞ。

Bestbaka
親馬鹿ちゃんちゃこりん。

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