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November 10, 2010

「ヌードの夜 愛は惜しみなく奪う」

観てから数日経つのだが、いまだに脳裏に焼き付いて離れない。

自分にとっての傑作は「夜がまた来る」と「死んでもいい」と「GONIN」で、もちろん天使のはらわたも狂おしいほど愛しているのですが、最近の「花と蛇」とかが少し引いちゃったのもあるんで、今回あまり食指が動いていなかったのである。

でも観てよかった。これは石井隆世界の集大成であり、ファン向け大サービス映画になってました。これを機に未見の人が、旧作をさかのぼって観ていくことができれば、佐藤寛子の大露出にも大きな意味があると思うのね。

そもそも「ヌードの夜」の続編であるという凄さ。
血まみれオープニングの凶悪さ。
全身で表現する俳優たちの凄さ。
もう戻れない男女愛憎の地獄。
歌舞伎町のいかがわしき裏道。
右上に吊り上ったフォント。
そしてひたすら雨、雨、雨。

石井隆の映画は、画面から確実に何かが染み出ていて、それはもう20年くらい変わっとらんのです。

観なくてもいい世界だけど、一度観たらもう引き返せない。これを観て「不快」としか思わない人とは、あまり話をしたくないです。はい。

Nude02Nude03
↑すみませんが、この人たちとは関わりたくないです。死んでもいいときは関わります。

Nude04
↑誰かと思ったら、東風万智子って真中瞳だったのね。次回はぜひご期待に応えていただきたく。

※最近の邦画に魅力がなくなったことのひとつに、「女優が脱がなくなった」という要素がある。
テレビなどで活躍するメジャーなタレントや女優が、“演技開眼”で“汚れ役に挑戦!”てな惹句で、本編で乳首を見せる。それだけで、客が呼べる時代があった。たとえば五社英雄の文芸任侠ロマン。ここでの“脱ぎ”は女の情を描く必然で、まずは週刊誌とかでリークされ、男子はあおられて観にいく。意外と映画も面白かったりするんで、まぁそれはそれで満足するわけで。
あと、たとえば脱がせ屋と言われた大林作品。石田ひかりの乳首が見えたかどうかを、みんな確認しにいきましたよね……ね?

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