« 「スパイアニマル・Gフォース」 | Main | 「GANTZ: PERFECT ANSWER」 »

April 23, 2011

「ザ・ファイター」

ネタバレます。

同じボクシング物の「ミリオンダラー・ベイビー」を思い出した。

あれの最後に出てきた“困った家族”が、この映画の主役だ。元ボクサーで昔の栄光にすがるだけの異父兄ディッキー(クラック中毒)と、これまた過保護でエゴな怪物母さん。彼らを中心とした考えられないくらい異常な家族(わかわからない家族構成)の中で、それまではおとなしく生きてきたミッキーが、ある女に出会ってから変わっていく。

まぁこの女も相当な自己チューなんだが、その恋路とディッキーの逮捕が原因で家族の絆が断ち切れてしまう。

確執が残ったまま話は進むのかと思いきや、結局血の強さがすべてを修復していくという、展開が冗談のようだ。
でも家族ってそういうものじゃないのかな、と思ったりさせるんだよね。ここに出てくる困った兄さんディッキーは、寅さんが犯罪者になったような男で、さんざんなことし続けるんだけど、なんか憎めないのだね。

どん底を描く1時間が経ったところで、ミッキーの表情がシャープに変わり、その後ディッキーの目の輝きも変わる。役者のすごさももちろんのこと、ここからの大逆転が、「映画のすごさ」なのであるね。

デビッド・O・ラッセルの才気あふれる傑作。実話の驚きもそうだし、エンドロールのアレは、映画としては反則なんだけど、俺は涙が止まらなかった。

これぞ「元気の出る映画」なんじゃなかろうかね。

Fighetr01
↑やはり圧倒的なのはクリスチャン・ベール。でも拳闘シーンのマイキーも凄い。

Fighetr02
↑おっかない母ちゃん。写真はないけど、再婚相手の父ちゃんが“超かっこいい”です。

Fighetr03
↑肉体の崩れた感じがいいエイミー・アダムス。

« 「スパイアニマル・Gフォース」 | Main | 「GANTZ: PERFECT ANSWER」 »

「映画・テレビ」カテゴリの記事

Comments

Post a comment

(Not displayed with comment.)

« 「スパイアニマル・Gフォース」 | Main | 「GANTZ: PERFECT ANSWER」 »

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
My Photo
無料ブログはココログ