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March 19, 2012

「ヒューゴの不思議な発明」

本編の出来不出来より、巨匠がこれまで培ったキャリアの後半で、こういう題材を選んでしまう不器用さが、何よりも愛すべきことであることが暖かい。職業として映画監督になろうなんて、映画好きであるに決まってるじゃないか。だから、この映画から出てくる喜びは、スコセッシのファンであればこそ、共有できるのである。

だが。
じゃあ格別に面白いか、と聞かれるとそうでもないのが世の中の厳しいところで。
アカデミー賞でも技術部門を独占する素晴らしさの一方、物語や芝居にそれほど着目されなかったのは、やむを得ないくらいの物足りなさはある。児童文学である=ある程度のご都合は許される…わけではなかろう。

典型的なのは、もっとも意味を感じない「時計台のシーン」。ロイドのオマージュというにはだらだら長すぎるし、3Dを体感させるだけなのだとしたら、これは無駄ではないか、と思ったり。

好きか嫌いか、と問われれば好き。でももう一回観るか、と問われると…微妙かな。この密度の3Dで120分超えるのはキツい。

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↑隠れるためだけにこれだけの尺は使わなくてよろしい。

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↑ヒットガールちゃんは、ちょっと“いい子”すぎですか。

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↑巨匠、楽しそっす。

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