「鈴木先生」
オンエア時には未見で、その後の評判を聞くにつれ見たくなったんけど、テレビシリーズを1クール引っ張るのってけっこうカロリーがいるのよ。だもんで、優先度は下げていたんだけど、huluで全話配信されてるのを知って、思わず連続視聴。
結論。
ケッサク。傑作。
オトナが書いた台詞を少年少女俳優たちは“言わされてる”だけなのに、金八先生の生徒が「台本読み」なのと異なり、ここではまるで彼らの心の叫びかのごとく響き、共鳴し、爆発する。その凄さ。その真摯さ。なので、何度も号泣を強いられるのである。
以下ネタバレ。
1話から中2と小4のセックス、という際どいネタに始まり、「なぜセックスしてはいけないのか」を議論する。それも子どもたちと。性愛と道徳が何度も繰り返し話題になり、ラスト2話での「学級裁判」に結実する。すべてに伏線があり、しかも気が利いている。物語はうねりにうねって、幸せなラストへと決着する。その見事さ。爽快さ。
連続ドラマとはかくあるべき、と感心する。反感を買う内容も少なくない。子どもに言わせるには刺激的な台詞も多い。でもさ、そのくらいの提案はあってもいいんじゃないの? みんなが見て考えることができるんだもの、こういうのって必要でしょう。「GLEE」のパクリとかやってる暇があったら、このドラマを何度も見て勉強すればよろし。ね。
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