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August 2013

August 04, 2013

「ローン・レンジャー 」

冒頭のブラッカイマーロゴが、舗装路ではなくて線路なのです。今回の映画の山場は鉄道だ、という目配せです。

意外に残酷な表現、華のない(というか描いてもらえない)主人公、出ずっぱりのジョニー・デップ(実はこれが長尺の元凶)、ベースの設定があるため説明が長い悪役たち、魅力の足りない女性陣(特にヒロイン)が、たらたらと2時間、行ったり来たりしてるのがもう長いのなんの。

でも、終盤の「ウィリアム・テル序曲」が鳴りだした瞬間から、映画は一気に高揚する(宣伝だと11分)。この瞬間を待っていた!んだけど、それまでが本当に長過ぎですよ。

「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン 」

WOWOWのオンエアで。
見終わるまで、ジャド・アパトーだってことを忘れてました。
とにもかくにも、「女同士」の孤独と友情の話で、ここまでやるか、という描写にどん引きしつつも爆笑。うんこやゲロが飛びまくる。
しかも終盤はなぜか涙出ますよ。こういうコメディをもっと浴びたい。

「終戦のエンペラー」

予想外の日本寄り映画でしたね。
ちょうど「風立ちぬ」の翌日に観たので、勝手に「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」二本立ての再来のようにとらえてました。

日本人が観ると、かなり刺激的な内容だと思いますが、時間がないのに逃げた女を追いかけてる主人公には逆にハラハラしました。

「風立ちぬ」

見た人がいろいろな意見や感想を語り合う…そういう行為自体を引き起こしたのは素晴らしいと思う。
私は、爺の妄想メロドラマの徹底ぶりに感心した。


「ヘンゼル&グレーテル 」

ブルーレイで。
何かのパッケージについていた予告編がツボで、期待は大きかったのだが、本編は正味80分割れの短さ、なのにだらだらした展開。中学生が考えたようなプロットに、大々的なSFXを乗っけて空中分解、というところか。若年層向けに見えて、暴力的だったりして、どうにもバランスがよくない。
ジェレミー・レナーは省エネ演技。ジェマ・アータートンは、最近慣れてきたので、実は好きです。「アリス・クリード」ではしっかり脱いでいたので、よかったです。

「相棒シリーズ X DAY」

機内映画で。
面白いか、と聞かれると普通。相棒そのものはあまり真剣に観たことがないので、ノリがわかりませんね。
事件そのものの秘めた「問題」が、ある種のトンデモなので、それがサスペンスと思えるのかどうか。

「二流小説家 シリアリスト」

海外のおもしろ小説を、スピーディに映像化しようとした気概は素晴らしい。
が、この小説の面白さは、主人公の小説家が変名で描く様々なB級小説の抜粋で、そのトリッキーさが「味」なんだけどな。
この映画では、そこはばっさり切られてしまってるのだね。
そこはもったいない。

スリラーとしては凡庸なところもあるのだが、筋書きそのものはよく考えられているから、最後まで観られました。キャストは…あまりお金がなかった感じではありますが、皆さん一生懸命でした。

「BLOOD&CHROME」

ブルーレイで。
ギャラクティカのスピンオフで、若きアダマの活躍を描くプリクエル。ストーリーはやや重いのだが、ここはCGをバンバン使ったアクション編になっているので飽きない。

だが、メイキングを観て少し驚くことになる。
映像自体に感じた「違和感」の正体が、この映画が見事なまでの「デスクトップ」製作だったことだ。グリーンバックで演技する俳優、膨大なポスプロで作り上げられたCG。その徹底ぶりに驚く。確かに閉鎖的な映像ではあるのだが、ドラマの性格上それほど気にならなくなっている。
やりゃあできるんだよ。やりゃあ。

「The Incredible Burt Wonderstone」

機内映画で。
スティーブ・カレル、スティーブ・ブシェミ、アラン・アーキン、ジェームズ・ガンドルフィーニ、オリビア・ワイルド、そしてジム・キャリーという、かなり豪華な布陣を揃えた、べガスのマジシャン人生を描く馬鹿コメディ。笑いの質はカレルのノリなのだが、ここにキャリーが邪魔をするので、いつもに比べると、不安感があるのだ。つまり、キャリーにぶっ壊されるのではないか、と。事実、キャリー扮する破天荒マジシャンが出てくるたびに、カレルのいろいろな行動がひっくり返るのが笑える。
あとはありがちなハッピーエンドなわけだが、決して悪くないのです。


August 03, 2013

「ネットワーク」

ルメットの傑作を久々に。こういうきちんとした映画をきちんと観たいのですね。
チャイエフスキーの力量とか、もう感動的でもある。
しかもこの皮肉は今の世の中にもちゃんと残ってるし。

「プラチナデータ」

機内映画で。「ガタカ」みたいな感じだと思ったけど、なんかアクションサスペンス風なの。でも、それほど驚かないし、ドキドキしないし。

「エヴリシング・オア・ナッシング:知られざる007誕生の物語」

昨年の東京国際映画祭で一回だけ上映した007のドキュメンタリー。50周年でパッケージには間に合わなかったのか。
中身は、黒歴史にもちゃんと踏み込み、証言をとっているところが好感。ブロッコリ、サルツマン、そしてケビンマクローリーの葛藤。コネリーの立ち位置。さらにレーゼンビーの泣き言など。いやもう、ファンにはたまらんでしょうな。

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