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November 27, 2016

「ゴーストバスターズ」

これはなかなか面白かったですよ。いろいろもめていた「3」にならなくてよかった。ポール・フェイグの起用は現代のコメディとしては正解でしょう。
腹を抱えるシーンも少なくなかったけど、そのあたりのツボが客を限定しちゃってるので、これは作り手はチャレンジしてるところ。
1)リブートという名目ではあるが、オリジナルに“のっかっている”ので、少なくとも84年版だけでも観ていないと面白さは半減。お話はスッカスカですが。
80年代ポップカルチャーをバカスカ注入する(登場人物の年齢があわないような気もするけど)徹底ぶりがとにかくダサくて楽しい。たとえば、パトリック・スウェイジのネタでどれだけ笑えるかが試されます。
リメイク、リブートという言葉より、30年前に大ヒットした曲を現代アレンジでカバーしました、みたいな感じでしょう。もともと誰もが知ってるヒット曲だから、普通に受け入れられるわけです。
まぁ前2作はパブリックドメインよろしく、配信でもパッケージでも(UHDも!)どこでも観られるので、予習はしておいてソンはない。
2)ポール・フェイグがらみで成立するメリッサ・マッカーシー&クリスティン・ウィグという豪華な主演コンビ。ただしこの二人はダーティ・ワードと下ネタで爆発する人たちなので、今回のようなファミリー映画では、牙を抜かれて窮屈そうだ。
ウィグと同じくSNL組のケイト・マッキノンが今回の儲け役。84年同様人気コメディ俳優を配置する狙いは大成功でしょう。また、恐るべきカメオ出演は祭り感をとことん盛り上げていて効果抜群。あ、リック・モラニスはカメオを拒否した、とIMDBで読んだけど、せっかくだから出てくれてもよかったのにな。
ミレニアムの娯楽映画として当たり前になったのは「女子は強し」でありますが、ここでのリケジョもなぜかものすごいアクションを発揮しますね。また恐るべくは彼女らにからむ男性は「ペット」の扱いです。「バカだけどかわいいのよね」でおしまいですよ。あ、リケジョといえば「シン・ゴジラ」も!w。
3)もう一つ前作をリスペクトしちゃってるのが「サントラのダサさ」。ちょっと笑えました。何度も繰り返し挿入されるレイ・パーカーJrの耳馴染んだフレーズは、かっこいい曲ではなくて、「ややや、ケッタイな」の訳詞や「あまちゃん」の哲太でおなじみのお笑い扱いですからね。映画のタイトルをみんなで叫ぶんだよ。ダサいでしょ。
前作のサントラも“アーティスト揃えた割には幼稚”だったじゃん。今回もなかなか豪華だけど“かっちょわるい”のね。これも狙いなんでしょうか。デバージ大好きなんですけど、使われ方がダサい。本当にダサい。
ハロルド・レイミスに捧ぐ、はよかったですね。
Ghostbusters


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